○令和2年度各種資格の取得状況
当大学校では、在学2年間で即戦力として活躍するための資格を数多く取得できる機会が
あります。特徴的なのは、資格取得試験、講習会の大部分が当大学校で開催されることで、
学生は資格取得に係る費用(旅費、宿泊費、食費等)の負担軽減を図ることができることです。
なお、家畜人工授精師免許、家畜体内受精卵移植師免許取得に必要な費用(受講料・テキ
スト代)は、授業料に含まれているので、別途追加費用は生じません。
令和2年度に実施された試験、講習は下記のとおりです。
酪農ヘルパー専門技術員養成研修はコロナ禍で開催中止となりました。
資 格 の 名 称 | 受講者数 | 合格者数 | 合格率(%) | 開催場所 |
大型特殊車両運転免許(農耕限定) | 4名 | 4名 | 100 | 免許センター |
大型特殊車両運転免許(限定解除) | 11名 | 11名 | 100 | 教習所 |
けん引車両運転免許(農耕限定) | 17名 | 16名 | 94 | 免許センター |
けん引車両運転免許(限定解除) | 0名 | 0名 | - | 教習所 |
フォークリフト運転技能講習 | 17名 | 16名 | 94 | 当大学校 |
車両系建設機械運転技能講習 | 16名 | 16名 | 100 | 当大学校 |
家畜(牛)人工授精師免許 | 20名 | 17名 | 85 | 当大学校 |
家畜(牛)体内受精卵移植師免許 | 21名 | 19名 | 90 | 当大学校 |
牛削蹄師資格 | 4名 | 4名 | 100 | 当大学校 |
酪農ヘルパー専門技術員養成研修 | - | - | - | 当大学校 |
家畜商免許(2年に1回実施) | - | - | - | 当大学校 |
○生涯乳量10万Kgを突破した牛に8産目の乳量上乗せ
当大学校所有の「カヤベ ケネディ ローズ サムソン」の7産までの生涯乳量106,435Kgに8産の
乳量19,997Kgが上乗せされ、生涯乳量は126,432Kgとなりました。
○乳質等優秀表彰(令和元年度成績)
(1)蒜山酪農農業協同組合第64回通常総会(令和2年6月17日)
①乳質改善最優秀賞(第二牧場)
②環境改善優秀賞(第二牧場)
(2)おかやま酪農業協同組合第7回通常総会(令和2年6月24日)
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、最小限の人数で開催。表彰式は中止。
①乳質優秀表彰
第一牧場:3年連続表彰
第二牧場:1年(一昨年度まで11年連続)
②生涯乳量表彰
第一牧場:カヤベ ケネディ ローズ サムソン 106,435Kg
③岡山県乳用牛群検定表彰
牛群の部(ジャージー種)優秀賞(第二牧場)
○岡山県内の酪農家に占める卒業生の割合
2019年2月1日現在における岡山県内の酪農家に占める卒業生の割合は下表のとおりで、
経営者(配偶者、両親を含む)及び後継者が当大学校の卒業生である割合は49.4%で、県下
の酪農家の約半数を占めており、岡山県の酪農に大きく貢献していると自負しています。
蒜山地区についてみると、71.1%が当大学校の卒業生で、地域の酪農に中核的な役割を果
たしています。
地区名 | 酪農戸数 | 中 国 四 国 酪 農 大 学 校 卒 業 生 数 | ||||||
経営者 | 割 合 | 後継者 | 割 合 | 合 計 | 割 合 | 出身者数 | ||
備 前 | 58 | 24 | 41.4 | 3 | 5.2 | 27 | 46.6 | 36 |
備 中 | 46 | 24 | 52.2 | 3 | 6.5 | 27 | 58.7 | 47 |
美 作 | 133 | 57 | 42.9 | 6 | 4.5 | 63 | 47.4 | 92 |
合 計 | 237 | 105 | 44.3 | 12 | 5.1 | 117 | 49.4 | 175 |
蒜 山 | 38 | 23 | 60.5 | 4 | 10.5 | 27 | 71.1 | 37 |
※1 酪農戸数には育成牧場、研究所、学校、動物園は含まない。
※2 蒜山は美作の内数。
※3 経営者には配偶者、両親が酪農大学校卒又は中退を含むが、重複はしない。
※4 後継者のカウントは経営者が酪農大学校卒以外の者のみ。
※5 出身者数は酪農に携わる卒業生の実数(従業員、酪農ヘルパー等を含む)。
※6 酪農戸数は平成31年2月1日現在の岡山県調べ、卒業生数は酪農大学校調べ。
○令和元年度各種資格の取得状況
当大学校では、在学2年間で即戦力として活躍するための資格を数多く取得できる機会が
あります。特徴的なのは、資格取得試験、講習会の大部分が当大学校で開催されることで、
学生は資格取得に係る費用(旅費、宿泊費、食費等)の負担軽減を図ることができることです。
なお、家畜人工授精師免許、家畜体内受精卵移植師免許取得に必要な費用(受講料・テキ
スト代)は、授業料に含まれているので、別途追加費用は生じません。
令和元年度に実施された試験、講習は下記のとおりです。
資 格 の 名 称 | 受講者数 | 合格者数 | 合格率(%) | 開催場所 |
大型特殊車両運転免許(農耕限定) | 1名 | 1名 | 100 | 免許センター |
大型特殊車両運転免許(限定解除) | 15名 | 15名 | 100 | 教習所 |
けん引車両運転免許(農耕限定) | 19名 | 18名 | 95 | 免許センター |
けん引車両運転免許(限定解除) | 4名 | 4名 | 100 | 教習所 |
フォークリフト運転技能講習 | 19名 | 19名 | 100 | 当大学校 |
車両系建設機械運転技能講習 | 23名 | 23名 | 100 | 当大学校 |
家畜(牛)人工授精師免許 | 27名 | 25名 | 93 | 当大学校 |
家畜(牛)体内受精卵移植師免許 | 16名 | 14名 | 88 | 当大学校 |
牛削蹄師資格 | 4名 | 4名 | 100 | 当大学校 |
酪農ヘルパー専門技術員養成研修 | 3名 | 3名 | 100 | 当大学校 |
家畜商免許(2年に1回実施) | 16名 | 16名 | 100 | 当大学校 |
○ホルスタイン種で3頭目のエクセレント牛が誕生
2019年11月12日に実施された「体型審査」において、「カヤベ レンジヤー ウインド
ルーシー」が90点を取得し、当大学校のホルスタイン種で3頭目のエクセレント牛の誕生と
なりました。
今回は、ジャージー種とホルスタイン種でのダブル取得となりました。
○ジャージー種で初のエクセレント牛が誕生
2019年11月12日に実施された「体型審査」において、「カヤベ ゼニス バレンテイノ
リーズ」が90点を取得し、当大学校のジャージー種で初のエクセレント牛の誕生となりました。
先人たちの改良への意欲と、現職員及び学生の情熱の賜と一同大喜びです。
○生涯乳量10万Kg突破牛が誕生
当大学校所有の「カヤベ ケネデイ ローズ サムソン」が初の生涯乳量10万Kgを突破しま
した。
7産合計乳量106,435Kgは県内10番目の成績となっています。
○おかやま酪農業協同組合第5回通常総会で表彰
令和元年6月25日に開催された第5会通常総会において、当大学校の第一牧場が、
昨年に引き続き「乳質優勝表彰」を受けました。2年連続の受賞となりました。
また、平成30年度牛群検定成績で個体の部のジャージー種で最優秀賞を獲得しま
した。
○平成30年度各種資格の取得状況
当大学校では、在学2年間で即戦力として活躍するための資格を数多く取得できる
機会があります。特徴的なのは、資格取得試験、講習会の大部分が当大学校で開催
されることで、学生は資格取得に係る費用(旅費、宿泊費、食費等)の負担軽減を図る
ことができることです。
なお、家畜人工授精師免許、家畜体内受精卵移植師免許取得に必要な費用(受講料
・テキスト代)は、授業料に含まれているので、別途追加費用は生じません。
平成30年に実施された試験、講習は下記のとおりです。
資 格 の 名 称 | 受講者数 | 合格者数 | 合格率(%) | 開催場所 |
大型特殊車両運転免許(農耕限定) | 7名 | 4名 | 57 | 教習所 |
大型特殊車両運転免許(限定解除) | 13名 | 13名 | 100 | 教習所 |
けん引車両運転免許(農耕限定) | 18名 | 15名 | 83 | 教習所 |
けん引車両運転免許(限定解除) | 3名 | 3名 | 100 | 教習所 |
フォークリフト運転技能講習 | 18名 | 17名 | 94 | 当大学校 |
車両系建設機械運転技能講習 | 19名 | 19名 | 100 | 当大学校 |
家畜(牛)人工授精師免許 | 22名 | 19名 | 86 | 当大学校 |
家畜(牛)体内受精卵移植師免許 | 23名 | 17名 | 74 | 当大学校 |
牛削蹄師資格 | 13名 | 13名 | 100 | 当大学校 |
酪農ヘルパー専門技術員養成研修 | 10名 | 10名 | 100 | 当大学校 |
家畜商免許(2年に1回実施) | -名 | -名 | - | 当大学校 |
○おかやま酪農業協同組合第4回通常総会で表彰
平成30年6月22日に開催された第4会通常総会において、当大学校の第二牧場が、
昨年に引き続き「乳質優勝表彰」を受けました。11年連続の受賞となりました。
また、第一牧場も「乳質優秀表彰」を受け、ダブル受賞となりました。
さらに、平成29年度牛群検定成績で牛群の部のジャージー種で優秀賞を獲得しました。
○第一牧場も農場HACCPの認証を取得
平成30年6月4日に、第一牧場が農場HACCP認証農場に認証されました。
認証は、5月8日に認証審査を受けて認証されたもので、同日に第二牧場が維持審査を
受けて継続認証となりました。当大学校では附属2牧場がいずれも認証農場となり、学生に
実践を通じてHACCPシステムによる安全な畜産物の生産を教授する土台が整いました。
今年度からは、品質管理学の講座を開設し、GAPを含めた最先端のシステムを学生に
教授することにより、農場HACCPを広く普及啓発していくこととしています
(農場HACCP認証までの経緯)
○平成29年度各種資格の取得状況
当大学校では、在学2年間で即戦力として活躍するための資格を数多く取得できる
機会があります。特徴的なのは、資格取得試験、講習会の大部分が当大学校で開催
されることで、学生は資格取得に係る費用(旅費、宿泊費、食費等)の負担軽減を図る
ことができることです。
なお、家畜人工授精師免許取得に必要な費用は、授業料に含まれているので、別途
追加費用は生じません。
平成29年に実施された試験、講習は下記のとおりです。
資 格 の 名 称 | 受講者数 | 合格者数 | 合格率(%) | 開催場所 |
大型特殊車両運転免許 | 24名 | 24名 | 100 | 教習所 |
けん引車両運転免許(農耕限定) | 22名 | 13名 | 59 | 教習所 |
フォークリフト運転技能講習 | 23名 | 23名 | 100 | 当大学校 |
車両系建設機械運転技能講習 | 23名 | 23名 | 100 | 当大学校 |
家畜(牛)人工授精師免許 | 28名 | 25名 | 89 | 当大学校 |
家畜(牛)体内受精卵移植師免許 | 23名 | 12名 | 52 | 当大学校 |
牛削蹄師資格 | 12名 | 12名 | 100 | 当大学校 |
酪農ヘルパー専門技術員養成研修 | 5名 | 5名 | 100 | 当大学校 |
家畜商免許(2年に1回実施) | 28名 | 28名 | 100 | 当大学校 |
○2頭目のエクセレント牛が誕生
2017年12月20日に実施された「体型審査」において、「カヤベ セイエラ ブラクストン
ソル」が90点を取得し、当大学校で2頭目のエクセレント牛の誕生となりました。
本牛は、北海道で開催された第14回全日本ホルスタイン共進会に岡山県代表として
出品した牛で、期待を寄せた牛です。共進会では審査前に体調を崩し、残念な結果となり
ましたが、学生、職員の手厚い飼養管理で、見事復活しました。
○10年連続乳質優秀表彰
平成29年6月23日に開催された第3回おかやま酪農業協同組合通常総会の席において、
同組合が実施している乳質検査で年間(月3回、合計36回)を通じて基準値を全てクリアした
農場を表彰していますが、当大学校の第二牧場において、この基準を10年連続でクリアし、
乳質優秀表彰を受けました。
1年間を通じて基準値をクリアすることが、困難な乳質検査を、学生実習を通じてクリアでき
ていることは、職員の指導力の高さと学生達の実習に対する取り組みの真剣さの賜と誇りに
思っています。
過去の表彰
○乳牛共進会の成績一覧
当大学校の母牛をベースに先人から進めてきた改良の成果が花開き、共進会において
優秀な成績を収めることが出来るようになりました。もちろん現職員や学生の熱意が成績を
支えていることは言うまでもありません。
これまでに出品した共進会における成績について掲載しました。
○平成28年度各種資格の取得状況
当大学校では、在学2年間で即戦力として活躍するための資格を数多く取得できる
機会があります。特徴的なのは、資格取得試験、講習会の大部分が当大学校で開催
されることで、学生は資格取得に係る費用(旅費、宿泊費、食費等)の負担軽減を図る
ことができることです。
平成28年に実施された試験、講習は下記のとおりで、合格率も高くなっています。
資 格 の 名 称 | 受講者数 | 合格者数 | 合格率(%) | 開催場所 |
大型特殊車両運転免許 | 21名 | 21名 | 100 | 教習所 |
けん引車両運転免許(農耕限定) | 25名 | 23名 | 92 | 教習所 |
フォークリフト運転技能講習 | 22名 | 22名 | 100 | 当大学校 |
車両系建設機械運転技能講習 | 22名 | 22名 | 100 | 当大学校 |
家畜(牛)人工授精師免許 | 25名 | 23名 | 92 | 当大学校 |
家畜(牛)体内受精卵移植師免許 | 16名 | 11名 | 69 | 当大学校 |
牛削蹄師資格 | 3名 | 3名 | 100 | 当大学校 |
酪農ヘルパー専門技術員養成研修 | 8名 | 8名 | 100 | 当大学校 |
家畜商免許(2年に1回実施) | 開催なし | 当大学校 |
○発表会等の成績
平成29年1月26日に愛媛県松山市において開催された中国ブロック農業大学校等
意見発表会、中国四国ブロック農業大学校等プロジェクト発表会で当大学校の2名が
全国大会へ選出されました。
・中国ブロック意見発表会:52期生 岡田美鈴 最優秀賞受賞
・中国四国ブロックプロジェクト発表会:51期生 山本百紅 優秀賞受賞
写真左:山本さん 写真右:岡田さん
○農場HACCPの認証を取得
平成29年1月16日、公益財団法人中国四国酪農大学校第二牧場が農場HACCPの
認証を取得しました。
認証は、岡山県畜産会、NPO法人日本食品安全検証機構、真庭家畜保健衛生所等の
協力を得て、平成24年にキックオフ宣言を行い、平成26年に推進農場の指定を受け、
平成28年11月の認証審査を経て、認証団体である公益社団法人中央畜産会から認証
されました。
○酪農大学校校歌
近年、入学式や卒業式でBGMとして流れている校歌。
耳慣れない曲に学生たちは困惑気味ですが、伝統ある酪農大学校の校歌です。
ぜひご唱和を!!
○乳質優秀表彰
おかやま酪農業協同組合では集乳する県下の生乳の乳質検査を月3回実施し、年
間を通じて基準値をクリアした農場を表彰しています。
当大学校では平成26年度まで8年連続で乳質優秀表彰を受けています。
27年度は第2牧場において乳質優秀表彰を受けており、来年度10年連続表彰を
目指しています。
搾乳者が固定された農家と異なり、毎週搾乳者が変わる当大学校の乳質が厳しい
基準をクリアできていることは、職員と学生が一体となって細心の注意を払って搾乳
作業を実施し、乳牛の健康管理に気を配った成果です。
卒業後、酪農関係に就農又は就職する学生は、これら細心の注意を払う技術を身に
付け、それぞれの地で牽引役として活躍してくれるものと期待しています。
○初のエクセレント牛が誕生
2016年5月18日に実施された「体型審査」において、「カヤベ ケネディ ノレッジ
マボンナ」が90点を取得し、当大学校初のエクセレント牛の誕生となりました。
当大学校では原則、導入は行っておらず、生まれた雌子牛を育成することで改良を
進めてきました。先人たちが苦労して改良を進めた成果が出たと、職員、学生ともに
喜んでいます。